お外を歩いているだけなのに
猫というものは
首輪や手術の証がないと殺処分の対象になる恐れがある
むったんを保護してから知ったことです
わが家もお外をさまよい
エンジンルームに潜りこんだところを保護した子だけど
殺処分の実態を知ってから
ペットショップにいる子たちは
ごはんに困ることもなく
あったかいベッドで眠ることもできて
生まれた時からしあわせだな~って
そんな風に感じてました
今はもう
怖くてお外歩けへんで(  ̄▽ ̄)
でもそれは表側で見えてる子たちだけのお話
彼らはものすごい生存競争を勝ち抜いて
やっと店頭に並んでる
Twitterで紹介されてた本
(題名に杉本さんの記事をリンクしています)
その現実を知りました
おうちが見つからなかった子たちの行く末は
廃棄処分
いろんな実験に使用
かわいい顔の子を産むために
母猫たちは何度も出産させられて
その子をかわいがる間もなく
引き離されているということも書かれていました
みんにゃ泣いてるで
悲しいきもちでいっぱいなんやで(。>0<。)
2014年度に国内流通した犬猫は約75万匹
そのうち2-3万匹が流通過程で死亡した
早くに母親から引き離され
セリにかけられながら仕入れられ
人間が生活するための商売道具になってるからなんですが
この報道はあくまで業者の自己申告の匹数なので
申告すらされてない子を含めたら
とんでもない数の子たちが
店頭に並ぶ前に命を落としているんですよね
産まれたてであちこち運ばれて
そんな体力あるわけないやろーヽ(o`Д´o)ノ
月に何度か譲渡会を開いて
お外をさまよってた子たちの新しいおうちを探す
そんな活動をしている人が多いのに
お金を出して命を買う場所も並行してる
その現実に矛盾を感じ始めたのは
みなさんの活動を知るようになってからで
それまでは犬や猫と暮らすには
ペットショップで買う
その手段しか知りませんでした
ひとつの命が売れれば
とんでもない利益を呼び
ペットショップが入れば全体の集客率があがると
大型ショッピングセンターではペットショップ大歓迎なんだそうです\(◎o◎)/
生体販売のある限り、殺処分はなくならない
そう言い切る杉本さんですが
ペットショップにしかいない子もいますよね
おうちが見つかった子たちは
それはそれは大事にされて暮らしてる
それに捨てられてる子たちは
ペットショップで買っていらなくなったからって人もいるだろうけど
家猫が産んだ子たちを人間が捨ててるのも多い
目が開く前に川に流したり、山に捨てたり
田舎のご年配の方たちは
それを悪いことだと思ってないってことをツイ友さんに聞きました
なので生体販売というより
ガラスケース展示販売をなくして
家猫が増えたら困るのであれば
避妊手術をしてほしいと思うんです
どの子もかけがえのない大事な命なんです
大事じゃない命なんてないんだヾ(*`Д´*)ノ"
欧米のペット先進国は動物の展示販売が禁じられていて
親犬親猫からの教育を受けるために
16週齢まで親元を離すことを禁じている国もあるのに
日本は週齢の少ない子を展示販売してる
そこを徹底的に禁止しないと
お乳離れが早いと情緒不安定になりやすいにゃ
もうね
今ペットショップにいる子たち
お願いだから全員おうちを見つけてもらってーーーって
読み終えてからずっとワラワラしています。・°°・(>_<)・°°・。
目にしたくない
聞きたくないという人も多いでしょう
でもこういった現実を知ることで
小さな命を守ろうという活動に
多くの人のきもちがつながってゆくといいなと思います
空にゃんの足にピットリ寝ちぅ
熊本地震で被災されたみなさまに
心よりお見舞いを申し上げます
人間ももちろんですが
しっぽの子たちの不安ははかりしれないと思います
ずっと余震も続いてて
とても心配な時間を過ごしていると思いますが
平穏な日々が1日も早く戻るよう
できることから応援します
そして無事であることだけを願っています